公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会は、環境先進都市京都の環境教育・学習、環境保全活動を推進していく地域ESD拠点※として、国内外の環境教育・学習、環境保全活動を推進している団体とのネットワークの構築に取り組んでいます。
このたび、その一環として、同じく地域ESD拠点である公益財団法人千里リサイクルプラザと、環境問題に対する市民の主体的な行動変容に寄与するための覚書を令和7年10月1日に締結しましたのでお知らせします。
※持続可能な社会づくりを目指す教育活動(ESD=Education for Sustainable Development)を地域で推進・支援し、地域の人々や団体等が、地域の課題を自分ごととして捉え、行動につなげるための中核的な組織のことです。
1 覚書締結の目的
相互に協力して環境活動を推進し、地域社会における環境意識の向上を図り、環境問題に対する市民の主体的な行動変容に寄与することを目的としています。
2 連携する分野
(1)環境保全活動に資する情報・知識の共有
(2)環境保全活動に資する調査・研究の協力
(3)環境教育・学習、啓発に資するコンテンツの共有及び開発の協力
(4)活動成果を高めるための協働事業の実施及び人的資源などの交流
(5)その他、相互の環境教育・学習の活性化のために必要と判断する事項
3 公益財団法人千里リサイクルプラザの概要
千里リサイクルプラザは、平成4年に吹田市をはじめ大阪府や企業・団体など多くの志ある皆様からの出捐を得て財団法人として設立され、平成24年に公益財団法人に移行しました。
本財団は、設立趣意書には『ごみに関わるすべての関係者が協力し合い、各々の責任と役割を認識し、考え、学ぶことによって、ごみに対する社会の意識改革を促し、リサイクル型社会を構築することが求められています。』とあり、リサイクル型社会構築のための情報発信基地とし、ごみ、そしてこれにまつわる環境・資源等の問題について積極的に啓発・研究活動を行い、リサイクル活動を促進・支援する種々の取組の一翼を担う主体として、重要な役割を果たしています。
現在、環境啓発施設として「吹田市資源リサイクルセンター(くるくるプラザ)」の指定管理者として管理運営を担っています。