(公財)京都市環境保全活動推進協会は、京都市環境保全活動センター(京エコロジーセンター)の指定管理業務等を通じて培った、環境教育・ESD及び、環境学習施設運営のノウハウや、地域コミュニティでの環境活動支援のノウハウを活かし、「市民参画による環境教育・ESDの推進」、「地域コミュニティ等での市民参画による環境活動の推進」を目指した国際協力事業を行っています。
海外からの技術研修受託、海外からの視察・研修等の受け入れ
2011年より、JICA研修の受託を行い、その研修内容の企画・実施を行っています。受託研修のテーマは「環境教育・環境学習施設運営」、「廃棄物管理能力向上(政策、市民参画による廃棄物削減の仕組みづくり)」や「環境教育リーダー養成」等です。他にも様々な国から、視察・研修の受け入れを行っています。
JICA受託研修
国際協力プロジェクト
中国・北京 「日中友好環境技術プラザの設立支援」
2008年より、JICA中国循環型経済推進プロジェクトの一環として、北京の日中友好環境保全センターに開設した環境保全活動の拠点施設「日中友好環境技術情報プラザ」における、環境ボランティアの育成や環境学習プログラム開発、展示物企画に対する助言等の技術支援を進めてきました。2015年12月7日に開所したこの施設を起点に、日中の環境教育での交流が促進されることが期待されています。
日中友好環境技術プラザの設立支援
マレーシア・イスカンダル開発地域「低炭素社会実現に向けた人・コミュニティづくりプロジェクト」
2016年よりマレーシア・イスカンダル開発地域における、低炭素社会づくりを目的とした、当該地域の全小学校での「こどもエコライフチャレンジ(環境教育プログラム)」の実施と質の向上、セカンダリースクール(日本の中学・高校)での問題解決型の環境教育の実践、学校等を中心とした地域コミュニティ単位での環境保全活動支援を中心とした、プロジェクトを行っています。
(JICA草の根技術協力事業として京都市及び認定NPO法人気候ネットワークとの協働で実施)
ステークホルダーとのミーティングの様子